偏差値35の投資家日記

D375B01A-15BA-431E-B9BD-316758018B20



ときどさんの著書東大卒プロゲーマー (PHP新書)を読んでみたので、書評を書きました。

東大卒プロゲーマーはかなり面白い本でした。


注:本の引用文は一部省略したものがありますのでご了承ください。 


       

プロゲーマーの練習時間は?

練習は1日最低8時間。8時間といえば普通の会社員の人の基本勤務時間と同じだ。大会が迫ってくれば残業もありで、練習時間は12時間に及ぶこともある。

ゲームは1日1時間とは趣味としてのゲームの話。僕にとってゲームはフルタイムの仕事。「8時間ゲームをしている」を「8時間仕事をしている」を言い換えさえすれば「案外大したことないな」「誰でもやっているじゃないか」という印象を持たれることだろう。p.29


この考え方は凄いですね。

確かにゲームも「仕事」と捉えれば、8時間やっていても「普通」になりますよね。サラリーマンと同じ時間ですし。


ただ、8時間もゲームをしていると親にキレられそうではあります。


「娯楽」と捉えるか「仕事」と捉えるかですね。



勝ち試合よりも負け試合から学ぶ

勝った試合より負けた試合の方が分析対象として得るものが大きい。相手は勝ちに気を良くして次の試合でも同じ戦い方を採用する事が多い。だから対策が立てやすい。

逆に自分が勝っていると、今度は油断して足元を救われるリスクが上がる。

相手も前回の対戦データをもとに対策を講じてくるから。

前回の勝者は自分に敗れた敵がどんな対策をとってくるか想像するしかないので、難易度が上がる。

ここは勝者ほど研究され尽くし、丸裸にされる世界。前回の勝者より敗者の方が有利な世界。p.33


勝者よりも敗者の方が次の戦いに有利なのは納得できますね。勝者は敗者が次にどうやって戦かってくるか想像するしかないですもんね。


敗者は、前回負けたパターンを反省し対策を練る事で、勝者よりも有利な戦いに持ち込める事ができるのでしょう。


ぼくら人間は、失敗からしか学べない気もします。成功しちゃうと反省する気になりませんからね。



格闘ゲームは準備が全て

試合が近づくと自分に言い聞かせるようになる。「より多く練習しているのは自分だ」「より深く考えているのは自分だ」「勝利の方程式を編み出す事にかけて僕の右に出るものはいない」「だから絶対に勝てるんだ」と。

格闘ゲームは準備が全て。勝つのはより多くの準備をしてきた者であり、それならば勝つのは僕以外論理的に考えられない。p.34


「格闘ゲームは準備が全て」これは全ての分野に当てはまるのではないでしょうか?

例えば、学校のテスト、スポーツ、仕事。

勝つのはより準備をしてきた者です。


そして準備をたくさんしたら、あとは自信を持つことですね。


ぼく経験上、学校のテストでも準備をしてない時は謎の自信が芽生えました。             
逆に準備をしてテストに臨む時は、どこかで完璧主義になっていて、なぜか不安になっていました。

しっかり準備をしたら後は自信を持つことが大切ですね。



最後はオリジナルに行き着く

格ゲーの世界でも最強キャラがありながら、別のキャラを選ぶプレイヤーがいる。それは、ゲームの設定上の強いキャラと、自分の強みを生かせるキャラとは別のものだという意識があるからだ。

力だけが武器ではない、逆風のなかにあってこそ人間は試行錯誤をするようになるp.183


これは守破離の最終段階ですね。


ときどさんのような凄い人は、最後にはオリジナルに行き着きます。


ゲームでも、自分の強みを生かせるキャラクターを探すことが大切なんですね。



合理性や効率だけでは勝つことはできない

勝つために新しい自分を求めることにしたのだ。冷静沈着、合理一辺倒な「ときど」という格ゲープレイヤーにセオリーから外れた「何をしてくるかわからない」怖さが宿ったらどれだけ強くなるだろう…

合理性や効率を極めた僕だからこそ、合理性や効率だけでは勝つことができないことを身をもって学ぶことができた。

情熱や闘争心がそれらを凌駕することを知った僕はこれからは「自ら楽しみ」、かつ「魅せる」試合で世界一の優勝回数を増やしていくことを誓うp.193


合理性や効率を全く極めていない僕には、合理性や効率を極めた、ときどさんの経験を学べたことは大きいです。


情熱や闘争心がそれらを凌駕するというのは、それまでの過程を踏んだ人にしか分からない領域だと思います。



その他のメモ

必要なのが、対戦相手の過去の試合を研究し、その相手にふさわしい戦略を立てること。僕が何より重視している「対策」であるp.31


ゲームの気分転換は「ストリートファイター」の練習に疲れたら、「KOF」の練習に切り替える。p.36


最短距離で勝てる法則を探しながら複数のプレイを横断してると、相乗効果もあり80点に到達するまでの速さに磨きがかかるp.174


80点より上の強さには公式だけでは到達できない。p.175


過去の自分のスタイルを一旦捨てた(勝つために最強キャラを使うのではなくなった)

それまでの「公式」から外れた技を振り回した。以前なら手を出さなかったリスクの高い技を連発した。がむしゃらなプレイの中から新しいスタイルを探り当てようとした。p.189


昔の僕は勝とうとしすぎたのだと思う。しかし、勝ちに即つながらない選択肢の中にも、強さの理由は隠されているのだと僕は学んでいったp.190


まとめ

この本を読む事でゲームに対する考え方は変わります。

ゲームを「娯楽」と捉えるか「仕事」と捉えるかの意識の違いだけでこんなにも変わるとは、この本を読むまでは想像もつきませんでした。

また、合理性や効率を情熱や闘争心が凌駕するというのは、目から鱗でした。


ぼくは常に合理的に考えるようにしていました。なにも合理的に考える事は決して悪いことではありません。しかし、合理的に考えること以上に大切なのは、「いかに情熱を傾ける事ができるのか」ということなのでしょう。

過去のときどさんは、勝つために最強キャラを使い続けていました。ですが、それだけでは勝てないことをときどさんは知りました。

恐らくこの時のときどさんは、守破離でいうのステージにいたのではないでしょうか。
破のステージとは、基本を学び、徹底的に学ぶ守の段階を卒業し、そこから他の人のやり方を研究しさらに成長していく段階です。

そしてときどさんは、今までの合理一辺倒なスタイルを捨て、離のステージにいきました。つまり、自分流を確立したのです。

型にはまったスタイルから最後はオリジナルに行き着く、守破離という言葉通りになっている、ときどさんからは物凄く学ぶ事ができました。
そして人間真剣にやれば、ゲームだろうとどんな事からでも学べます。    

子供にゲームをさせる事に否定的な親御さんは一度この本を読んでください。

これからはプロゲーマーがどんどん出てきます。今後はAIが発達し、人間がやるべき仕事はどんどん減っていくことでしょう。周囲と同じ事をやっているだけの人間は必ず時代に淘汰されていきます。

自分にしかできないことを極めていく人が今後、本当の意味で「安泰」なのではないでしょうか。
 

                                       

【ブログ管理人てどんな人?】 

自己紹介!

20歳になったのでFX始めました!     

1冊の本で人生が変わった話    


【LINEでおすすめ本配信中!】

            
友だち追加                
        
【人気記事セレクション】     
                               
レターポットとは?レターポットがめちゃくちゃ熱い!【キンコン西野】

死役所というマンガが面白い                                       


                                                                                          

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット