どうも、20歳のひよ子インベスターです。2018年でFX歴が3年目に入りました。

今回はFXをやっている人なら1度は聞いたことがあろうスイスフランショックについて簡単に説明します。
FXを始めていない方や、初心者の方だと、スイスフランショックを知らない方もいるかと思います。ぼくもFXをやっていなかったら絶対に知らなかったし興味もありませんでしたw


まず結論から簡単にいうと、

スイス中央銀行が、「ユーロ・スイスフランでは1ユーロ1.20以上は下がらないようにするよ!」と言いまして、実際に3年間その通りになっていたのですが、急に「やっぱやめます!」となったことが発端で起きた暴落劇でした。

ユーロ高・スイスフラン安からユーロ安・スイスフラン高になったのですね。


今回はスイスフランショックをもう少し補足して説明していきたいと思います。


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スイスフランとは



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スイスフランとは、スイスとリヒテンシュタインの2国で使用されている通貨のことをいいます。今回の記事では「スイスの通貨」と思ってもらって構いません。


ヨーロッパにおいてユーロではない残り少ない通貨です。

スイスとリヒテンシュタインはEU(欧州連合)に加盟しておらず、独自通貨を使っています。


ちなみに、ノルウェーはクローネ、アイスランドはアイスランドクローナという独自通貨を使用しています。この2国もEUに加盟していません。




スイスフランは信用度が高い



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スイスは「永世中立国」という立場を取っています。

永世中立国とは、「将来、もしも他国で戦争があっても自国(スイス)は中立の立場を取ります」ということです。そして、その中立を他国が保証&承認をしています。

ちなみに、永世中立国の立場を取っている国はスイス以外にも、オーストラリア、トルクメニスタン、ラオスがあります。


永世中立国というのは「戦争はしません!」ということではなく、あくまでも「中立」という立場を取るということなので、スイスには徴兵制もあります。スイスは資源に乏しい山国だったので人間の輸出ともいえる傭兵業が巨大産業になりました。政府が他国と契約してまとまった戦力を貸し出すということをしていたのです。


現在ではスイスは傭兵制度を廃止していますが、例外としてバチカンのスイス衛兵として一部残っているようです。

永世中立国=武器も持たないし戦争もしないということではないのです。


話は少しそれましたが、このようにスイスは軍隊が強く、武力の面でも国際的な信用がかなり高いので、金より固い信用を勝ち取っているのがスイスフランの特徴です。


軍事力が強いので、テロなどが起こることもほとんどありません。

戦争や紛争など世界的に不安定で不確実な時代において、スイスフランは世界の避難通貨としても有名です。


投資家というのは、危機的な政治経済状況になると、資産を増やすことよりも守ることに関心を持つ傾向があります。

このような時に、スイスフランが買われるようになります。

ちなみにスイスは世界4位の金保有国でして、金の値動きが上がるとスイスフランも上がる傾向があります。


また、スイスフランは金利が低いため、キャリートレードで使用されます。

キャリートレードとは、金利の低い通貨で調達した資金を金利の高い通貨他の通貨に交換し、金利差を利用して稼ぐ手法のことを言います。

シンプルに言うと、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買うことです


スイスフランショックが起こる前



2011年当時、ヨーロッパ各国がギリシャの財政問題で始まった債務危機に苦しんでいました。(欧州債務危機)


そんな状態ですから、ユーロが売られていきスイスフランはどんどん買われていきました。
チャートでいうと下がり続けている状態です。

先ほども説明したように、スイスフランには避難通貨として買われることがありますので、ユーロへの不安からスイスフランはどんどん買われていきました。


そして、2011年の9月6日に、スイスの中央銀行であるスイス国立銀行(SNB)は、1ユーロ=1.20フランの最低為替レートを設定すると発表しました。それから、実際にスイス国立銀行は大量のユーロ買いスイスフラン売りを実施することになります。

この発表をして、わずか2時間あまりでユーロ・スイスフランは1.10から1.20台におよそ1,000pipis以上の上昇をしました。(ユーロ高スイスフラン安)


この時のユーロ・スイスフランの1時間足チャートがこちらです。

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画像引用:為替介入で大暴落したスイスフラン!大損失を被った個人トレーダーも!?


このように見事に暴騰しております。

この画像は、ユーロ・スイスフランのチャートでして、チャートが上がっているのでユーロ高・スイスフラン安ということになります。

反対に、チャートが下がっていたらユーロ安・スイスフラン高です。

ユーロ安・スイスフラン安だったり、ユーロ高・スイスフラン高というものはありません。たとえばドル円にしても、ドル安・円高かドル高・円高しかありません。


1.20フラン付近になれば、スイスがユーロ買いをするので、1.20フランを下回らないようになっていました。
こちらがその画像です。

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画像引用:『スイスショックとは?』偽りの聖杯手法に溺れたトレーダーたち


1.20ラインをきれいに守っていますよね。

1.20以上は下がらないので、トレーダーは含み損なんか関係なく買いまくっていたそうです。介入撤廃で見事に下落しているのをみると、ナンピンの恐ろしさがわかりますよね。



スイス中央銀行が為替介入をする理由



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為替介入とは、外国為替市場介入の略で、各国の中央銀行が自国の通貨の安定のために実施する策です。

簡単にいうと、たとえば日本の場合でしたら、急激に円高になってしまった時に日本銀行が日本円を売り、他の通貨を買うということをします。

円高というのは、円が市場に少なくなっていて価値が上がっていることをいいます。

反対に円安とは、円が市場に多くあるため価値が下がっていることをいいます。モノの勝ちというのは需要と供給で決まりますが、通貨も同じです。


スイスが為替介入をする理由というのは、スイスフラン高になってしまっていたからです。

自国通貨が高くなると(スイスフラン高)、輸出産業が儲かりにくくなり、反対に輸入産業が儲かるようになっています。他にも通貨高は、外国人旅行客が減ったり、デフレ進行の懸念があります。通貨安はその逆となります。

貿易収支というのを耳にしたことがあるかもいるかと思いますが、貿易収支というのは輸出量と輸入額の差額のことをいいます。

海外への輸出額が輸入額よりも多ければ貿易黒字、反対に輸出額が輸入額よりも少なければ貿易赤字となります。

スイスは、スイスフラン高よりもスイスフラン安になる方がメリットがあるので、1ユーロ=1.20フランの上限を設定しました。


スイスフランショック

 
ところが、2015年1月15日、スイス国立銀行が対ユーロで設けていた1ユーロ1.20スイスフランの上限を撤廃することを発表しました。

これまで自国通貨であるスイスフランの上昇を抑えるために、およそ3年間もスイスフランを売り続けていましたが、それをやめる決断をしたのです。


なぜこのタイミングで為替介入をやめたのかといいますと、単純にこれ以上続けるのが難しくなったのです。


この当時、EUの中央銀行である欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)策が1週間後に発表されるのではないかという可能性が高まっていたタイミングでした。

ちなみに量的緩和策とは、市場にお金を供給させて通貨安を狙うことをいいます。


もしもECBが量的緩和策に乗り出すと、スイス中央銀行は、上限を維持するために継続的な介入をし続けなくてはなりません。

継続してスイスが、スイスフランを売り続けるということは、ユーロを買い続けるということです。


つまり、EUが量的緩和策に乗り出すと、ユーロの価値は下がっていくのに、その中でスイスがユーロを買うと、継続的に損失を計上し続けることになります。


なので、限界に達する前に、為替介入を中止する発表をしたのです。

この発表を受けて、市場は大パニックになります。

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こちらが、スイスフランショック時の日足です。20分で3,800pips動いたそうです。

すごいチャートですよねw ぼくならこんな暴落に巻き込まれたらFX辞めてるかもしれません。





これがスイスフランショックの動画です。


このとき、ゼロカット制度がない日本の取引所を利用していた人たちは追証地獄に陥ります。

ゼロカットというのは、口座内に入れている資金以上の損失は負わない制度のことをいいます。


ロスカットは証拠金維持率を元に発動されるのですが、スイスフランショックのように急激な値動きの際はロスカットが発動されないことが多いです。

すると、ぼくたちトレーダーがFX取引業者に借金を背負うハメになるのです。


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ゼロカット制度の取引所を使おう

 

普段なら、ゼロカットがない取引業者を使っていても問題ないのですが、相場はいつ急激な下落をするのか誰にもわかりません。

そのとき、スイスフランのような暴落に巻き込まれたいですか?

それが嫌なら普段から、リスクヘッジとしてゼロカット制度のある口座を使ったほうがいいです。海外口座はゼロカット制度を取り入れていますが、日本の口座はゼロカット制度がないので、追証(追加証拠金)が普通にあります。

ぼくのオススメはXMです。調べてみるとスイスフランショックの時も、XMはゼロカットがあるので追証が発生しませんでしたが、日本の口座は追証祭りです。


でも、海外口座と聞くと、なんか怪しく感じますよね。ぼくも最初まったく同じ気持ちでした。

たしかに中には怪しい会社も海外にはあるのですが、XMはきちんとした会社です。イギリス金融行動監視機構FCA、キプロス証券取引委員会、オーストラリア証券投資委員会、セーシェル金融庁に認可されています。

それにXMには、口座開設するとまず3,000円の取引ボーナスが全員に支給されます。

なので基本的にノーリスクです。入金しなくてもトレードができるので、まずはこの3,000円ボーナスを利用してみるといいですよ。

ぼくも3,000円ボーナスでトレードを開始しました。
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登録画面の取引口座詳細は、このように入力されるとスムーズかと思います。
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まとめ:スイスフランショック



今回の記事をまとめると、

・スイスフランは、スイスとリヒテンシュタインの2国で使用されている通貨。

・スイスは永世中立国。スイスフランは避難先通貨として知られている。

・スイス中央銀行は、スイスフランの上限を1.20とし、1.20を超えないように自国通貨を売り続ける為替介入を3年間続けた

・しかし、これ以上継続することが難しくなったので、為替介入中止を発表。これでスイスフランショックが起きた。

・相場は急激な値動きをすると、ロスカットが間に合わず借金をしてしまうこともある。ゼロカットがある業者でトレードしたほうがいい。



今回の記事を書くにあたってスイスやスイスフランについて調べていきましたが、なかなか勉強になりました。

FXをやっている人は、スイスフランショックの背景くらいは知っていた方がいいと思います。

ぼくはスイスフランショックを経験していないのですが、こうして知識として知っておくだけでも後々の経験に活きるはずです。


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